新着情報[情報システム工学科]山越准教授の研究論文がNature Publishing GroupのScientific Reportsに掲載されました

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情報システム工学科 山越健弘准教授の血圧計測に関する論文が著名なNature Publishing GroupのScientificReports に掲載されました。タイトルは「Cuffless blood pressure estimation using only a smartphone」。(和訳:スマートフォンのみを利用したカフレス血圧の推定)です。

▲スマートフォンの光に指をかざし計測中

従来の血圧計測は上腕や腕にカフを巻き付けて圧迫しながら計測する方法が主流です。
この方法は実は120年以上変わっておらず、カフなし(カフレス)で血圧を推定しようとする研究が全世界でなされて来ましたが、なかなか成功していません。現在パルス・トランジット・タイム(PTT:心電図と容積脈波記録を用い、血圧を推定する)の手法が脚光を浴びていますが、機材などや手技が煩雑であり、簡便であるとはいえません。
この研究は理論的にも正しいオリジナルな方法、しかも身近なスマートフォンのみで血圧推定する技術を開発し、その精度検証を行ったものです。

スマートフォンの光に指をかざして導き出される脈拍数(≒心拍数)と末梢血管の収縮度の計測により血圧を推定するもので、被験者を用い、従来のカフを用いて計測した値との相関関係と誤差はどうかを検証したところ、相関係数は0.7以上と強い相関、誤差も低いことが認められ、値の正確さ、簡便さ共にPTTの手法よりも優っている結果となりました。
少子高齢化が加速しているこの時代、個々人でのヘルスケア(パーソナル・ヘルスケア)とITの技術が結びつくことが予想され、この革新的な技術が社会に浸透されることを強く願っています。

Scientific Reportsに掲載された論文はこちら
▲掲載論文の表紙
▲情報システム工学科 山越 健弘 准教授

 

この研究は、5月22日(火)に「日本経済新聞 電子版」に掲載され、5月23日(水)には「日本経済新聞 朝刊」にも掲載されました。

 

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